2016年12月14日
みなさん、ごきげんよう。


Club T2L へようこそ。
お相手は、私、蓉子です。

12月に入りましたね。

12月と言えば、クリスマスですね。
恋人たちの大切な月です。

それぞれの
かけがえのない大切な人と、
大切な時間を積み重ねて欲しいと
願わずにいられません。


そんな願いを秘めながら...

今宵も私と一緒に、
素敵なひとときを過ごしましょう。

それでは、
今日のオープニングです。

JUJU さんで Take Five です。
お聴き下さい...

Won’t you stop and
take a little time out with me,
just take five.
Stop your busy day and
take the time out to see,
I’m alive.
Though I’m going out of my way,
Just so I can pass by each day,
Not a single word do we say,
It’s a pantomime and not a play,
Still I know our eyes often meet,
I feel tingles down to my feet,
When you smile that’s much too discrete,
Sends me on my way.
Wouldn’t it be better not to be so polite,
you could offer a light.
Start a little conversation now,
it’s alright,
just take five,
just take five.
Just take five.


このナンバーは
非常にムーディーで、
私のお気に入りなのですよ。

さて、
今回は久しぶりに
書籍に触れたいと思います。


まずは「しまなみ誰そ彼」。



もしかしたら
図書館にあったかも知れません...
私が気づいてなかっただけかも...

今回は縁あって、
ネット上で
作者のインタビューを
目にする機会がありました。

その中で作者は言います。

「人は本当の意味で
理解し合うことは
絶対にでき ないと
考えるところから
スタートした方が、
気が楽なのでは」

これは私が
普段から思っていることです。
このインタビューを読んで
この作品を読んでみようと
思いました。

同性愛についても
少なからず触れられていますが、
私にはむしろこのシーンが
深く印象に残りました。
上記のインタビューにも
関わるところだと
思います。





「人は人を完全には
理解することは出来ない」

これはこの作品だけでは無くて、
結構前に出ているCLAMPの
「東京バビロン」の中で
皇 昴 君が言っていたことでも
あります。

若いころ、この作品を読んで
あのシーンに出会った時、
それまで感じていた
ヒトに対するモヤッとしたものが
すぅっと腑に落ちた感じが
したものです。

理解出来ないことを踏まえた上で、
相手を理解しようとする姿勢...
それが
大切なのではないでしょうか。

「理解出来ると疑わず
理解しようとする」

「理解出来ないという前提で
理解しようとする」

似ているようで、
導く結果は全く違います。

良く簡単に
「理解しようとすることが大事だ」と言われます。
ですが
「理解する」ということは本来、
それほど簡単にはいかないこと
ではないでしょうか。

この作品は
同性愛に焦点が
当てられていますが、
作者はむしろそのことを
伝えたかったのではないか...
私にはそう映りました。

続いては...
「理系が恋に落ちたので
証明してみた」です。



これは駅の広告を目にしてから
ずっと気になっていたものです。

何故かって?
それはね...
絵が好みだからです!

それだけ!\(^o^)/

ひたすら
ノリと勢いを楽しむお話かな。







そして最後はこちら。



「響(ひびき)」です。

書店でサンプルを手にとって以降、
気になって迷いに迷って
買ってしまった作品です。

小説が好きな女子高生のお話。

何故惹かれたのか、
読み進めていくうちに
分かってきました。

ヒロインの響(ひびき)が
まっすぐ過ぎるのです。
余計なことに囚われず、
ひたすら目の前のことに
集中する...

何者にも囚われない真っ直ぐさは
鋭い光を放ちます。

過度の純粋さは狂気を伴います。
それゆえ美しい輝きを放ち、
観る者を魅了する...


さあ、楽しい時間は
瞬く間に過ぎていくものですね。

今夜もお別れのお時間が
やってきてしまいました。


今夜は 3作品について触れました。



あなたの心には、

何が残りましたか?


また次回、
素敵なひとときを
ご一緒しましょう。


それでは、お休みなさい。
posted by t2library at 21:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵書紹介
2016年01月16日
こんばんはです
辰木です
新刊紹介コーナーです

作:柴田ヨクサル 画:蒼木雅彦『プリマックス』2

2巻もイカれたテンションでカワイイに
突き進んでいますね
続刊が楽しみです

篠原知宏 『ボーイスカート』1

漢で天然、思わせぶりな男の娘と純情な男の子の青春ラブコメですよ
ほんと、重光ちゃんがいい性格してますね

ふみふみこ『ぼくらのへんたい』9

今回は修ちゃんがフューチャーされていますね
カバー裏も無駄に凝っていてどうしたものかと
やはり続きが気になりますね
posted by t2library at 18:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵書紹介
2015年12月20日
Aiaiaiai〜 愛してると
くり返し言ってるじゃない
Aiaiaiai〜 “愛がたりない"
ふざけないで わがまますぎる
だいたい 実は男なんて〜♪
あまったれで 情けなくて
だいたい いつも男なんて
自分勝手で〜頭にく〜る〜♪


はい、
というわけで...

今夜のオープニングは
久宝留理子さん「男」

お送りしました。


ほんと、
男って
どうしようもないですよね...

はぁ〜...


あ、いけない、いけない。

さあ、気を取り直して!


今夜も始まりました。

CLub T2Library です。
(注:勝手に放送してます☆)

みなさん、ごきげんよう。
蓉子です。


つい先日、
「はたらく細胞」2巻が
出ているのを
発見しました。



この作品は、純粋に面白いです。
身体の勉強にもなりますし。
体内の細胞擬人化マンガです。


好酸球が可愛すぎ!
健気だし...
応援したくなりますよね。



姉御肌のNK細胞も素敵でした☆



普段はぶっきらぼうだけれど、
実は優しい人だったんですね...

でも、
やっぱり
みんなのお母さんは
マクロファージさんだよね☆

ということは、
造血幹細細胞さんが
曽祖母になるのか...






身体の中って
こんなに優しい人たちに
支えられているんですね。

そう思うと、
この身体が愛おしくなります...
posted by t2library at 22:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵書紹介
2015年11月25日
こんばんはです
辰木でございます
新刊紹介いたしますね

・『AKB49~恋愛禁止条例~』24 [Amazon]

遂に決着。といった所でアツいシーン満載でしたね
歌ステのシーンは結構好きですね

・シュガー『さつきコンプレックス』3 [Amazon]

可愛すぎる兄貴とお父さんが飛ばしまくっているコメディ4コマも気づけば3巻ですね
小梅ちゃんの出番もあります!

・野村美月『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』7 [Amazon]

遂にグリンダさんの登場で大きくまとめに入っていきますね
あと1巻でお終いというのが残念ですけど最終巻を楽しみに待ちます

タグ:蔵書紹介
posted by t2library at 20:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵書紹介
2015年11月15日
みなさん、ごきげんよう。

蓉子です。


何だか、
すごいお久しぶりになって
しまいました。

数日お家を空けただけなのに、
ものすごい懐かしく感じる
あのような感覚に襲われています。

本当は
1日1記事書きたいところ
なのですが、
ネタが尽きていたので
書けませんでした。

ネタが出来ても、
私は文才がありません。

それなのに
「良い文章を書きたい!」
「読ませる文章を書きたい!」
と思ってしまいます。
(スクライドのかなみちゃん風に
読んでね)

結果、執筆が遅れます。

えっと、
文筆業みたいなことを書きましたが
平たく言えば
サボっていただけです、はい...

すみません... m(_ _)m



さて、
前置きはこのくらいにして...


まだ読み切っていない本が
あったなぁということを
思い出しました。

「ゆりにん レズビアンカップル妊活奮闘記」です。



某書店さんで見て
気になったので
買っていたのでした。

同性カップルが子供を持つことの
大変さと困難さが
描かれています。

セクシュアル・マイノリティが直面する
"家族の壁"についての描写もありました。

レズビアンカップルの一人が倒れて
病院に運ばれるシーンがあります。
病院側から手術同意書にサインを
求められても
"家族じゃないから"と
サイン出来ません。
当事者は言います。

"家族じゃないものね... "

"家族"になかなか連絡がつかず、
手術が遅れ、結果的に
亡くなってしまいます。

病院関係者は言います。
"ご家族の方はこちらに... "

この言葉が
どれだけの人を傷つけているか...

恐らく、
口にしている側は
気づいていないでしょう。
そのことが、
より残酷さを感じさせます。


物語の中心は、
藤間紫苑さんと牡丹さんという
レズビアンカップルです。

解説で牡丹さんは書いています。

「紫苑が体調を崩して入院した際に医者から「ご家族を読んでください」と言われ、「家族は私だけです。他にはいません」と答えた。〜家族と名乗ることは、暗黒の決意が必要だった」

"家族"とは何なのでしょう?

この問いについて今一度、
向き合ってみる必要が
あるのではないでしょうか。


あとがきで、
藤間紫苑さんは言います。

「マイノリティとして暮らす時、持っているものが多ければ多いほど、生きやすいです。」

"生きやすい"という言葉が
使われています。

"暮らしやすい"では無く、
"生きやすい"なのです。

私には、
この言葉がものすごく重く
響きました。

また、
この"持っているもの"には
様々なものが含まれてくると
思います。

人によって、
含めるものも
違ってくるでしょう。

人的資源(理解)、職場、能力、
経済力、知識... etc

考えられる事柄は
それこそ無限にあります。


"持っているもの"を
全て持ったとしても
残念ながら
ハードルは在ると思います。

"人への想像力"
マジョリティー、マイノリティ
問わず、
これを持ち得るかどうか、
意識出来るかどうかが
全ての人が"生きやすい"と
思えるかどうかの
キーポイントであるような気が
します。

posted by t2library at 19:07 | Comment(1) | TrackBack(0) | 蔵書紹介